映画

キラー・エリート -英国特殊部隊を事故に見せかけて暗殺する困難なミッション-

あらすじ

ダニーは凄腕の殺し屋であったが、ある出来事をきっかけに仕事を引退。恋人と一緒に平和な隠居生活を送っていた。

ある日、そんなダニーのもとに、元相棒のハンターが人質となったことを伝える写真と航空券が届く。

ハンターは、オマーン首長の息子を殺したイギリスの特殊部隊SASの元隊員3人を暗殺するという依頼を受けたが、完遂できず逃げ出そうとして捕まっていた。そして、代わりにダニーがこの仕事を引き受けることになる。

しかしそこには、SASは敵対者による報復を防ぐための秘密結社「フェザーメン」という壁が立ちはだかっていた。

ダニーはチームを集め、SAS隊員を暗殺する計画を考え実行していく。そこにフェザーメンによって派遣されたスパイクの妨害が入る。一進一退の攻防が続く中、フェザーメンとスパイクの間にも軋轢が生じ、より大きな力が事件の背後に見え隠れする。

みんなのレビュー

高評価

  • 80年代の再現度が高い
  • 王道のアクション映画として楽しめる
  • 計画通りにいかない展開が面白い

低評価

  • 登場人物たちにプロ感がなく、駆け引きや戦闘にリアリティがない
  • 主人公が殺しに消極的なキャラクターなので、アクションに爽快感がない
  • アクション映画にしてはストーリーが複雑で、サスペンスにしては展開がずさん

ナニミルレビュー

オススメ度:C

こんな気分の時オススメ:実話を基にしたアクション映画が観たい時。プロ同士の戦いが観たい時。

事故に見せかけた殺し

実話をベースとしたストーリーであり、秘密結社や戦争犯罪など、国家ぐるみの巨悪を感じさせる作品ではあるが、政治性を強く訴える作品という感じではない。

バックでそういった要素が流れつつも、基本的には困難な暗殺をプロ集団がどのように達成していくのか、という面白さを見せるアクションサスペンス映画になっている。

 

政治性の強い依頼であるがゆえに、報復をされないため、事故に見せかけなければならない。さらに、首長の復讐として完結するために、殺す前に、息子の殺人を自白させなければならない。

ただでさえ手強いSAS隊員を相手に、こんな困難をどう達成していくのか、というのがキーポイントになっている。

あるときは武器を工夫し、あるときは薬を使い、あるときは交通事故に見せかける。

さまざまな手で暗殺を達成していくさまが、この映画の基本的な面白さになるだろう。

スパイクとの戦い

フェザーメンの送り込むスパイクは、実直でアツい男である。

それがゆえに、フェザーメンの政治的な思惑と折り合うことができず、最後は個人的な動機で動き始める。

そのスパイクとダニーたちとの戦いが、この映画のもう1つのストーリーである。

暗殺計画を察知し、邪魔をするスパイク。さらにその裏をかくダニーの攻防。

 

映画全体としては、静かめでシブい空気のある映画である。

暗殺計画といっても、大活劇でワクワクするような感じではなく、あくまで淡々と計画が実行されていく。

その中で挟まれるダニーとスパイクのアクションシーンがアクセントになっている。

レコメンド作品

メカニック

完璧主義の殺し屋が着々と仕事をこなす姿を描く作品

バンク・ジョブ

素人強盗集団が一攫千金を狙って貸金庫強盗を行うストーリー